報道関係各位
⼀般社団法⼈⽇本グロウンダイヤモンド協会
⽇本グロウンダイヤモンド協会設⽴5周年を迎え、振り返りと新たなステージへ、新メンバー積極募集中
ラボグロウンダイヤモンドの普及へ
⼀般社団法⼈⽇本グロウンダイヤモンド協会は、設⽴より5年を迎えるにあたり、新たな挑戦を始めま す。組織としての体制を⼀新し、昌弘貿易株式会社代表取締役の林⽒を迎え⼊れ、代表理事を2名体制かつ協会の拠点を⼤阪と東京の⼆拠点にしました。
私たちが協会を⽴ち上げた当初からの5年間の歩みと、これからのビジョンについてシェアさせていただきます。世界的にラボグロウンダイヤモンド市場は⼤きな成⻑を遂げてきました。近年、ラボグロウンダイヤモンドの世界的なシェアと成⻑は著しく、多くの国々で消費者の選択肢として定着してきました。その背景には、環境やエシカルな価値観へのシフトが影響しています。具体的には、市場は年々 10%の成⻑を⽰しております(下図)。特に、アメリカでのラボグロウンダイヤモンドに対する需要は⾮常 に⼤きく、実際、世界のダイヤモンド消費の約半分が⽶国からのものとなっています。2022年では驚異 的な増加を⾒せ、消費需要は50%を超える記録を樹⽴しました。
https://astuteanalytica.jp/industry-report/lab-grown-diamond-market
世界のラボグロウンダイヤモンド市場は、2021年〜2030年までに209億⽶ドル〜525億⽶ドルまでの収 益増加、予測期間2023年〜2031年にかけて10.78%の複合年間成⻑率で成⻑すると予測されます。
⼀⽅で、⽇本に⽬を向けると、2021年時点でのラボダイヤの市場シェアは1%以下と、世界の動向に⽐ べるとまだまだ低い数字でした。近年はわずかに増加傾向にあり、1〜2%前後のシェアと推定されてい ます。⽇本のラボグロウンダイヤモンド市場は、まだ世界の先進的な技術や市場規模に追いついていな いのが現状です。
この5年間、私たち協会は、⽇本のラボグロウンダイヤモンドの認知と普及を⽬指し、さまざまな啓発活動やイベントを展開してまいりました。初⼼を忘れず、⼀歩ずつ前進してきた結果、微増とはいえ市場シェアの拡⼤を実感しています。そして、この5周年の節⽬に、私たちの新たな意気込みをここに述べさせていただきます。⽇本の⽂化や価値観を⼤切にしつつ、世界のトレンドを取り⼊れることで、ラボグロウンダイヤモンドの魅⼒と価値を更に広めていきたいと思っています。これからも、持続可能で美しい選択としてのラボグロウンダイヤモンドを、より多くの⼈々に知ってもらい、愛してもらうための取り組みを強化してまいります。
<⽇本グロウンダイヤモンド協会について>
【ミッション】消費者への適切な情報提供と、ラボグロウンダイヤモンド産業の健全な発展をサポート すること
⽇本グロウンダイヤモンド協会は、世界市場で⼤きな広がりを⾒せるラボグロウンダイヤモンドの、⽇ 本市場の発展と業界の知識促進及び流通の整備を⽬的として設⽴されました。
ラボグロウンダイヤモンドとは、天然ダイヤモンドと全く同じ物質的特性を持つ本物のダイヤモンドです。天然ダイヤモンドの成⻑環境を再現した施設で、天然ダイヤ モンドと同様に成⻑させる事をテクノロジーが可能にしました。ラボグロウンダイヤモンドは、結晶の成⻑環境を⼈間が管理するため、不純 物を含まない純粋な結晶として成⻑させることが可能です。これはタイプ2aと呼ばれ、天然ダイヤモン ドでは2%未満しか存在しない希少で美しいダイヤモンドです。したがって、このような新しいテクノロ ジーにより、ラボグロウンダイヤモンドも、当たり前の様に⽇本のダイヤモンド市場の多くを占めてい くものと予想されます。
ラボグロウンダイヤモンドは、今まで市場に存在しなかった新しい商材です。エシカルかつサスティナ ブルな選択として、アメリカ、ロシア、中国、インドなどでも⽣産が拡⼤しており、今後⽇本に様々な 形態で輸⼊されてきます。また、⽇本国内での⽣産も始まることが予⾒されます。技術発展は想像を超 える速度で進んでおり、ビジネスだけではなく⽇常⽣活まで変えていく⼒を持っております。こんなに 早く⼈間の⼿によって成⻑したダイヤモンドが世の中に出ると誰が想像できたでしょうか。
天然ダイヤモンドには天然の価値があり、ラボグロウンダイヤモンドには、また別の価値があります。 にもかかわらず、不正確な表⽰を⾏う業者が存在することは残念な現実としてあります。このような⾏ 為は消費者の信頼を損ねるだけでなく、業界全体への信頼も失墜させる危険があります。今後、明確に 差別化しラボグロウンダイヤモンドの市場を新しいカテゴリーとして創っていくこと、また、消費者へ の明⽰を含め、⼀定の規定のもと、ラボグロウンダイヤモンドを扱う企業が⾜並みを揃えることが、ラ ボグロウンダイヤモンド市場の健全な成⻑に繋がると確信しております。
今後、これらの課題を克服し、平和で持続可能な輝きを追求するため、消費者に正しい知識と選択肢を提供し、持続的な業界の成⻑をサポートしたいと考えております。当協会としては、このような⽬的のもと、健全な市場作りに務め、決められたルールのもと、より多くの⽅にラボグロウンダイヤモンドを⾝につけて頂ける様に努⼒してまいります。
【代表メッセージ】
代表理事 ⽯⽥茂之
〈経歴〉
1962年 ダイヤモンド輸⼊商社の2代⽬として⽣まれる。
⽇本の⼤学卒業後、2年間イスラエルのテルアビブ⼤学に留学。同時に国⽴語学学校ウルパンメイールで
ヘブライ語を習得。
その後、約5年間、ダイヤモンド取引の世界中⼼地であるベルギーアントワープのダイヤモンド取引所で
最年少駐在員としてダイヤモンドのディーリングを⾏う。
帰国後、⽇本初のダイヤモンド専⾨商社社⻑に就任。
30年間社⻑を務め上げ2023年5⽉に退社。同年6⽉に新株式会社PERFECTを⾬⾕と共同設⽴。
⼀般社団法⼈⽇本グロウンダイヤモンド協会代表理事も兼任。
2016年ベルギーのダイヤモンド業界を統括する公的機関であるアントワープ ワールド ダイヤモンドセ
ンター(AWDC)よりDiamonds & Antwerp Ambassadorとして任命されており、⽇本におけるベルギーダ
イヤモンド⼤使として活動。
また、イスラエルのダイヤモンドテクノロジーを⽇本で初めて紹介し、国内におけるダイヤモンド機械
鑑定の基礎を作る。
⽇本⼈として最も豊富な知識と経験から、ダイヤモンドの講演会を年間数多く⾏っている。
〈メッセージ〉
設⽴より5年が経過致しました。この期間、世界のラボグロウンダイヤモンド市場は⼤きな成⻑を遂げま したが、依然として多くの課題が残されており、当協会としても取り組みの不⾜を痛感しております。 業界の発展のため、まずは組織体制を改⾰し、新しい⾵を吹き込むこととしました。今後、ラボグロウ ンダイヤモンドに関する正しい知識を普及させるべく勉強会を頻繁に開催する予定です。さらに、協会 の公式ホームページ(を通じて、業界の最新情報を⼀般にも積極的に発信してまいります。
また、健全な市場の形成のために、協会認定の商品のリリースを予定しております。これにより、消費 者が安⼼してラボ製品を購⼊できるようサポートいたします。
⼀般企業の皆様も、当協会の活動に参加することで、持続可能な輝きをサポートしていただけませんで しょうか。ダイヤモンドに直接関わっていない企業様でも、当協会のミッションに賛同していただける ⽅々の⼊会を⼤歓迎しております。
世界市場への進出も視野に⼊れ、共同研究・開発の提案も随時受け付けております。取材のご依頼、⼊ 会のご検討、その他のお問い合わせは、公式ページ(https://jgda.co.jp )よりお気軽にどうぞ。(⼊会に は規定の審査があります。)
この⼀歩が、⽇本のラボグロウンダイヤモンド市場の新たな節⽬となることを願って⽌みません。
【代表就任のご挨拶】
代表理事 林裕⺠
〈経歴〉
1970年台湾⽣まれ、1992年アメリカオクラホマ州⽴⼤学卒
同年に昌弘貿易株式会社⼊社、専務取締役として主に3ヶ国語を駆使して中国市場の⾃動⾞関連部品及びベアリング製品の開発、販売などに従事し、⽇本の製造メーカーで中国進出に関するコンサルティング業も併せて⾏う。1995年に中国(東完、鄭州、上海)に⼯場を3拠点進出し、⽣産拠点を確保しつつ、アメリカとドイツ向けの⼯業⽤ダイヤモンドの開発と販売に着⼿し、同社の海外事業を積極的に展開する。2010年に同社の代表取締役に就任し、国内向けソーラー発電事業を⽴ち上げ、2015年に鄭州にダイヤモンド⽣産⼯場の出資⼯場を⽴ち上げ、2022年に国内初CVDジュエリー⽤ダイヤモンド素材の製造に着⼿する。
〈メッセージ〉
この度代表理事と⾔う⼤役を務めることになりました林裕⺠でございます
この全く新しいLGD(ラボグロウンダイヤモンド)という製品が世に⽣まれて早9年近くが経とうとして おり、その間にアメリカを筆頭に世界各国で急速に普及や浸透が始まっており、それ以前とは違った全 く新しいマーケットが⽣まれる結果につながりました。
最初の数年間はいち早くマーケットに反応したアメリカが動き出し、莫⼤な利益と新しい潮流ムーブメ ントを巻き起こして着実に新時代のジュエリーへと成⻑出来た最近⾒られない稀有な存在となり、それ に追随するかのように他の国々のマーケットも変貌を遂げようとしている中で、最近では1番⼤きな(⼀番遅くなると⾔われた)インドや中国でさえもマーケットで消費者に受け⼊れられるようになりました。かたや⽇本はと⾔えば普及する前兆すら⾒られず、⼤きく世界のマーケットに遅れをとっているのが現状ですが、世界各国の様々な消費者の購買⼼理はサイズ感でこそ違いはあれど基本的なDiamondに対する情熱や愛情は変わり無いと思います。
【今後の取り組みについて】
オンライン・オフラインの勉強会を頻繁に開催し、業界の最新情報やエシカルでサスティナブルな取り 組みに関する情報を⼀般に積極的に発信してまいります。特に、カーボンニュートラルなダイヤモンド 流通の実現を⽬指し、その普及を応援してまいります。
健全な市場の形成のため、予定している協会認定のリリース商品については、ラボ製品は正確にラボと して表⽰し、天然製品としての誤解を避けるよう、業界の問題の解決に努めます。
現在のラボグロウンダイヤモンドの技術分野においては、⽇本の世界の主要な市場と⽐べると遅れを取 っています。確かに、⽇本にも個別に研究を進めているところはありますが、その技術が国際的に通⽤ するかというとまだその段階には⾄っていません。
この背景を鑑み、当協会は⽇本の技術の発展と国際競争⼒の向上を⽬指して活動しています。私たちは 、⽇本の伝統的な技術⼒とイノベーションの組み合わせにより、新しい時代のラボグロウンダイヤモン ド技術の中⼼となる存在になることを⽬指しています。様々な⼤学、機関との共同研究・開発の提案に より⽇本の技術⼒を活かして、世界市場でも通⽤する⾼クオリティー、⾼品質な最⾼級のラボ製品ジュ エリーを製造する予定です。
⽇本のみならず世界のダイヤモンド市場をより良い拡充を⽬指していきます。
https://smilingrocks.jp/pages/labgrowndiamond
天然ダイヤモンドとラボグロウンダイヤモンド⽐較。⾒た⽬では全く差異がない
【協会から書籍が出版されました!】
⽇本グロウンダイヤモンド協会から、代表理事の⽯⽥茂之⽒が執筆した新書籍『新世代の輝き ラボグ ロウンダイヤモンド』出版をお知らせいたします。この書籍では、ラボグロウンダイヤモンド産業の現 状とその将来性について、⽯⽥⽒独⾃の視点と深い洞察をもとに解説しています。17⽇よりKindle にて お取り扱いが開始されます。ダイヤモンド産業への新しい視点を得たい⽅や、最新の技術動向に関⼼を お持ちの⽅に、ぜひお読みいただきたく思います。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0CG29WHN1
⽇本グロウンダイヤモンド協会は、代表理事で『新世代の輝き ラボグロウンダイヤモンド』の著者で ある⽯⽥茂之⽒を招き、特別オンライン勉強会を9⽉13⽇20時より開催いたします。本勉強会では、ラ ボグロウンダイヤモンドの基本的な知識からその魅⼒、将来性についての詳細な解説を⾏います。 勉強会は約1時間を予定しており、終了後には質疑応答の時間も設けられていますので、参加者の皆様からの積極的な質問をお待ちしております。配信はYouTubeにて⾏われます。ダイヤモンドに関する最新の知識を深めたい⽅や、ラボグロウンダイヤモンドの魅⼒について学びたい⽅、ぜひこの機会にご参加ください。
開催⽇時:2023年9⽉13⽇(⽔) 20時〜21時 (1時間程度を予定)
【YouTubeリンク】:https://www.youtube.com/
【団体概要】
団体名 ⼀般社団法⼈⽇本グロウンダイヤモンド協会
所在地 本店
〒537-0012
⼤阪府⼤阪市東成区⼤今⾥2-28-10
2-28-10 Oimazato, Higashinari-Ku, Osaka-Shi, Osaka, 537-0012 Japan
東京事務局
〒116-0014
東京都荒川区東⽇暮⾥6-57-9(エクセレントビルⅡ)
6-57-9(Excellent Building II) Higashi Nippori, Arakawa-Ku, Tokyo, 116-0014 Japan
TEL 03-6824-7838
代表理事 ⽯⽥茂之 林裕⺠
活動内容 合成ダイヤモンド製品やサービスに関する情報提供、認知度の向上、教育活動、品質基
準の設定、業界の健全な発展の促進
設⽴⽇ 2018年7⽉2⽇
ホームページ https://jgda.co.jp/
メール [email protected]
⼀般社団法⼈⽇本グロウンダイヤモンド協会のプレスリリース⼀覧
https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/127570
【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
株式会社⼀般社団法⼈⽇本グロウンダイヤモンド協会
広報担当:⽯⽥
電話:03-6824-7838
メールアドレス:[email protected]